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ハンターハンター最新話の394話「想定」のネタバレあり解説&考察です。
アルパカ
前回のH×Hの考察記事はこちら↓
381話 382話 383話 384話 385話 386話 387話 388話 389話 390話 391話 392話 393話 394話 395話 396話 397話 398話 399話 400話
今回の話の考察ポイントは以下のとおりです
- ヒンリギが謎の老人(ギャトーム)を撃退
- ヒンリギがC31通路に戻る
- エイ=イ一家の3層アジトの全体像
- ボコンテの「扉」能力の考察
- エイ一家構成員の動きと念能力考察
- 組長モレナの考えとサイキンオセン考察
- ギッパーのエイ一家事務所捜査
- ボークセン・オトシン・モーモリーたちの考え
- 第4王子ツェリードニヒの同級生
内容を理解している人は、目次の「考察」から見てください
目次
ハンターハンター394話「想定」のキャラクターまとめ
HUNTER×HUNTER 最新話394話「想定」の主要キャラクター(登場人物)の確認です。理解している人は飛ばしてください。
今回、変化・判明した部分は、赤字で書いています。
モレナ・エイ=イ一家構成員
モレナ
前回も出ていたキャラクター
- ビレ 具現化系 LV21
- マトベール 変換系 人材派遣・斡旋業 LV21
- ボコンテ 放出系 夜逃げ屋・運び屋 LV26
- ギャトーム 具現化系 当たり屋 LV21〜(?)
に続いて、エイ一家の構成員の名前とレベルと職業が判明した。
- トレベルム 放出系 運び屋兼殺し屋 LV21
- モンブラン=トト 具現化系 死体処理・飼料製造業 Lv3
- シフォン=トト 具現化系 縫製・装飾加工業 Lv6
- ソドム 操作系 闇医者兼殺し屋 Lv31
- オラルジ 強化系 廃棄物処理業者 Lv21
- ヨコタニ 具現化系 悪専弁護士 Lv27
- ノートル 具現化系 配管工 Lv24
- スフレ 変化形 ハッカー LV28
- ドッグマン 強化系 プロレスラー Lv36
オウ・ヒンリギ・ギャトーム
ヒンリギ=ビガンダノフ
オウ=ケンイ
ギャトーム
ボークセン・オトシン・モーモリー・ギッパー[新キャラ]
ボークセン
オトシン
モーモリー
ギッパー
他にも同級生はいて、全部で6人の同級生が新登場した。
…とここまでの前提を踏まえた上で、今回の話を見ていきましょう!
ハンターハンター394話「想定」あらすじ&内容を解説(ネタバレ)
ハンターハンター394話(最新話)「想定」のあらすじを解説します。
メインパートの内容が、大きく3つに分かれる点に注目です!
【1】ヒンリギPART
- ヒンリギが謎の老人(ギャトーム)をナイフで撃退
- 3101号室にうかつに入ったマフィアの舎弟「タッシ」はエイ一家のアジトにワープしてビレに殺される
【2】モレナPART
- 順調にレベル上げを続けるエイ=イ一家構成員たち
- ボコンテ(夜逃げ屋/放出系)の能力で、死体処理室(センタクルーム)と処理場が繋がる。更に新たな処理場も作成予定
- 3101号室が敵にバレたため組長モレナはそれぞれに指示を出す
- ソドムがツェリードニヒの私設兵を確保に動く
- マトベールは「器官」を担当する
- オラルジ・ヨコタニに扉の見張り
- ノートル・スフレには3131号室から出て、3101号室の偵察
- ドッグマンはLV50を目指す。その後は第4王子の私設兵誘拐予定
【3】ボークセンPART
- ツェリードニヒの私設兵である伍長ギッパーが部下とともに、第3層のエイ一家の事務所に突撃するが、もぬけの殻
- ツェリードニヒの私設兵5名(オトシン、モーモリーら)と、伍長ギッパーはモレナ捕獲を指示されるが、念の脅威を考えて作戦実行は後回し
- 第1層から降りてきたボークセンとともに、オトシン達は命を守るために「モレナから全力で逃げる」ことを決意
ハンターハンター394「想定」の考察(ネタバレ)
ハンターハンター394「想定」をネタバレ全開で考察していきます!
今回の見所は以下の9点です。
- ヒンリギが謎の老人(ギャトーム)を撃退
- ヒンリギがC31通路に戻る
- エイ=イ一家の3層アジトの全体像
- ボコンテの「扉」能力の考察
- エイ一家構成員の動きと念能力考察
- 組長モレナの考えとサイキンオセン考察
- ギッパーのエイ一家事務所捜査
- ボークセン・オトシン・モーモリーたちの考え
- 第4王子ツェリードニヒの同級生
アルパカ
①ヒンリギが謎の老人(ギャトーム)を撃退
ヒンリギPART1
前回の最後に現れた、エイ=イ一家の謎の老人。モレナの発言から彼の名前はおそらく「ギャトーム」と思われます。
ヒンリギたちを部屋に招くが、伍長のマイザンが一瞬で消えたのを見て、一同は警戒。
「部屋に入ることで発動する念攻撃」だと見抜いて、ギャトームにナイフを投げる。ギャトームの体からは血が出ることもなく「念で作られた分身」と判明。当たり屋だったことを明かしながら、ギャトームは消えていく
ここからわかることは
- ギャトームは具現化系能力者(伍長マイザンにもその姿は見えていた)
- 「当たり屋」だった彼の願望は「自分の体に車にぶつかってくれる人がいれば仕事が楽になる」だろう。自分の分身・身代わりが欲しかった
- ギャトームは3101号室の「扉の罠」とは無関係。扉をくぐるとエイ一家のアジトにワープするのは、前回出たボコンテの力と思われる
- ボコンテは遠くの空間同士をつなぐ力なので、放出系(GI編のノブのように)
といったところ。
ちなみにマフィアの舎弟タッシが初登場して、すぐに死んでいきました。
ヒンリギたちの用心深さと対比的。ヒンリギはマフィア抗争編の主人公級のキャラクターですね。
②ヒンリギがC31通路に戻る
ヒンリギPART2
ヒンリギは3101号室の監視をオウたちに任せて、単独行動開始。
392話で、ヒンリギはビデオカメラを猫に変えて「C31通路」を監視させていました。猫からビデオカメラに戻し、出入りする人物を確認しています。
何度も出入りする人の存在や、微弱ながら自然と出る念を見て「念能力者を見分ける」気がします。
③エイ=イ一家の3層アジトの全体像
モレナPART1
エイ=イ一家の3層にあるアジトに関して、新たな情報が色々と出てきましたね。
ボコンテの「扉」の力で結ばれたと思われる各部屋を、エイ一家構成員は出入りしているようです。
ざっくり全体像はこんな感じでしょう
参考となる情報は以下の通りです
- ヒンリギ・ギャトーム・タッシの話から「3101号室」→「処理場」→「死体処理室(センタクルーム)」
- H×H393話でのパドロール達の動きから「処理場」→「?」→「本拠地」
- ノートル・スフレの会話から「本拠地」→「死体処理室(センタクルーム)」→「処理室(シャワールーム)」→「リビングの扉」→「3131号室」
- モレナのソドムへの指示から「本拠地」→「CエリアのC扉」
既に3101号室は敵マフィアのオウ達に監視されているので、別ルートから「アジトの外」に出ることをモレナはノートル、スフレ、ソドムらに指示しています。
3101号室の視察のために、ノートル・スフレに「3131号室から出るように」とモレナが指示していました。部屋番号は
- 3101号室→「3階層」の「1エリア」の「01号室」
- 3131号室→「3階層」の「1エリア」の「31号室」
ということでしょうか?あまり場所を分散させずにワープ用の部屋を用意していそうです。ノートル・スフレは歩いて3131号室から、敵マフィアが見張っている3101号室に向かって、様子を視察することでしょう。
またドッグマンに「新しい処理場でレベルアップせよ」と言っていることからも、更に別の場所と繋がりそうです。
④ボコンテの「扉」能力の考察
モレナPART2
ボコンテの能力は「部屋Aの扉X」と「部屋Bの扉Y」があったときに、扉Xと扉Yを関連づかせるというものでしょう。これで、3層の一般客室から、モレナを匿っている本拠地までのルートをいくつか作っているのです。
ボコンテの能力の制限が気になるところです。
①いくつまで作れるのか?
→ドッグマン用に新たな処理場を用意することからも、数の制限はあまり問題ではなさそう。ゲーマスのモレナの指示で能力を使いすぎないようにバッファをもたせていそう
②結び付けられる場所はどこか?
念で作った特殊空間と結びつけているのかな?と思いましたが、どうでしょう。一度行った場所同士を結びつけている気がします。
死体処理用のセンタクルームなどは、明らかに用意が良すぎます。ボコンテあるいは別の人物が作った場所とは考えにくいですね。低レベル念能力者の限界を超えている気がします。
そうなると結びつけている「エイ一家のアジト」は結局どこにあるのか?というのが気になるところ。
3層にある前提で考えていましたが、4層など階をまたいだ場所かもしれません。2層以上だと、ボコンテが向かうのが厳しいですよね。
※モレナが能力を発動させたのは、3層にある一室での出来事。ボコンテが危険を犯して、3層から1層に向かったとは考えにくい
③一度作った「つながり」を消すには?
ボコンテの能力を使ってアジトを拡大していくと、敵から攻撃されうる可能性(脆弱性)が高まります。
3101号室など、一度作ったアジトを消すことはできるのでしょうか?できないとすると、3101号室に恐れ知らずの幻影旅団が攻め込んで一気にモレナの本拠地にたどり着いてしまう気がします。
もしも消せるとしても、両方の部屋にボコンテが行く必要があるでしょうから、既に敵にバレてしまった部屋に自ら飛び込むのはリスキーですね。
⑤エイ一家構成員の動きと念能力考察
モレナPART3
エイ=イ一家の構成員の情報が毎回増えていきます。パンクしそうですが、まとめました
気になる人物について触れていきます
ビレ
放出系希望だったが、具現化系になった。ゲームセンター店員なので、クレーンゲーム関連の念能力発現しそう
ギャトーム
ヒンリギにやられた謎の老人。モレナに3101号室のことを報告したということは、アジトにいる?それぞれの部屋に分身を置いている気がする
モンブラン=トト・シフォン=トト
見た目的にも姉妹だと思われる。暗黒大陸編(王位継承戦)に入ってから、相互協力型(ジョイントタイプ)が多数出てきているので、彼女たちもそうだろう。LV3,6と抑えられているのは、共にレベルアップするためではないか。
運び屋のトレベルムが「もうすぐレベルアップするぞ」と言っていたので、後方支援型の能力を発動しそう。
ちなみにモンブラン=トトは、モレナに恋のエチュード(サイキンオセン)で、キスされていた人物。やや重要度が高そう。
※そう考えると老人含めて全員とモレナはキスしてるんだな…
ソドム
闇医者兼殺し屋。エイ一家の中では、モレナ、ドッグマンについて高いレベルの「LV31」。
第4王子ツェリードニヒの私設兵を捕獲するのに自信があるということは、敵の脳に影響するような「操作系」の力を使えそう。医者だけど、回復能力ではなかったんだな…という印象。
ドッグマン
23人の中で唯一顔が見えなかった異彩を放っている人物。
過去に登場したキャラクターが覆面をかぶっていたら面白い。
モレナが「あなたはいちばん大切な役割」と言っていたのが気になるところ。モレナの指示でLV50に優先的になり、王子を殺してLV50アップ!LV100になって独自コミュニティーを築いてほしい。
プロレスラーだし、おそらく武道派なのだろう。独自の念能力を発現するキャラが多い中で、けっこうまっとうな「戦闘要員」な気がする。
⑥組長モレナの考えとサイキンオセン考察
モレナPART4
モレナは、第4王子ツェリードニヒにケツモチされ暮らしていた二線者。
世界への反逆を企てて、第1層を離脱。第3層にて、仲間とともに念能力を発現して、均衡を破り、混乱に導くジョーカー的存在です。
384話では、第1層の居住区から勝手にいなくなったことがツェリードニヒにバレてい、全面戦争勃発。
ツェリードニヒは、モレナが抱き込んでいた執事を殺してしまいました。そこから「第4王子の連絡担当だったV2エリアの執事が音信不通になった」という今回の話に繋がります。
モレナとツェリードニヒの関係が気になります。もともと恋愛関係などあったのか?ツェリードニヒの思考をかなり正確にトレースしています。モレナの想定は以下の通り
- ツェリードニヒ陣営が自分の失踪に気づき、執事を拷問して殺した
- これから私設兵を使って自分たちを探しにくる
- ツェリの性格上「裏切ったモレナを自ら始末する」
モレナは、ツェリードニヒに対抗するために、ツェリードニヒの私設兵を捕まえてほしいと、部下に指示を出します。
「恋のエチュード(サイキンオセン)」を使うことで、敵を味方に引き込み、動向を把握できる自信があるようです。
そもそもモレナのもとに集まったのは、「世界を壊す」思想に賛同した22人で、サイキンオセンによって、念能力が発現(厳密にはLV20で発現)。
つまり能力を与える前からモレナに盲信していた人物たちなのです。
ただ、前回の考察記事にて
ノブナガに上半身を持っていかれ、残された下半身だけのルイーニーを見て、「便利な道具が減った」くらいの感覚をもらしていて、誰も悲しんでいません。
あくまで全員が「船内での一般人殺害や、自分たちの死」を「ゲーム感覚」で捉えていることがわかります。
これは仮説ですが、「恋のエチュード(サイキンオセン)」の効果(副作用)には「モレナの思想を植え付ける」というのもあるのではないでしょうか?念能力の名前からして「汚染」ですし…。
「モレナの思想に共感した面々」が集っているのは確かでしょうけど、それだけでは説明がつかないほど、あまりにも全員が全員狂いすぎている(殺し合いゲームを素直に受け入れすぎている)ようにも思います。
と書きましたが、やはりモレナの唾液には「念能力発現」以外にも「感染相手の考えを、モレナの考えに書き換える」ような洗脳(操作系の力)があるのではないでしょうか?
⑦ギッパーのエイ一家事務所捜査
ボークセンPART1
359ページの「ギッパーたちの突入」は、384話「抗争」の続きです。
モレナの裏切りを知った第4王子ツェリードニヒが「モレナのアジト捜索を下層の兵士たちに命令した」結果、3層にいた伍長「ギッパー」と、彼の部下たちが、モレナの事務所を探索しました。
しかし、事務所はもぬけの殻。シュウ=ウ一家の構成員の死体があったことから、警察に強制捜査される状況とギッパーは判断。
均衡を保とうとする3大マフィアの動きを、警察は黙認・バランス調整に手を貸しているようですね。警察は「市民を守る」「一般人がマフィアに襲われたら助ける(マフィアと敵対する)」という行動規則があります。
「モレナの確保」をしたいギッパーたちとしては、「マフィア同士の抗争」ではなく「マフィアが一般人を倒す」形になったら状況が複雑になり、困ります。
391話で判明したように、エイ一家の構成員はマフィアの組員ではなく、「一般人」としてブラックホエール号に乗り込んでいます。当時は意味がわかりませんでしたが、これの意味するところは
- エイ一家は乗船前から計画を練っていた
- 下手にエイ一家の構成員に手を出すと「一般人への暴行」という扱いになり大問題となる
- ヒンリギ(というかシュウ=ウ一家)が、死後の念で動く「ミーシャ」に、死体処理をさせていたのは、想像以上にグッジョブ
という感じです。
ついついマフィア同士の戦いばかり目に入っているので、船内でのドンパチ(エイ一家潰し)が当たり前に思えますが、
- 幻影旅団・3大マフィア・ケツモチ王子→「エイ一家の暴走」を知る
- 第1王子ベンジャミン・他の王子・カキン国軍・H協会→「二線者の存在」も「エイ一家の暴走」も知らない(3層の連続殺人自体は把握)
という状況。
マフィア同士の内輪もめで済めばよかったのですが、事態が明るみになったとすると、
- 第1王子ベンジャミン→ケツモチの王子の妨害・戦力を削ぐためにマフィアを潰す
- カキン国軍→一般人とマフィアの対立に対しては動かざるを得ない
- 警察→同上
- H協会→1層で王子の護衛のために動く協会員は、他勢力の力が落ちたほうが良いし、マフィアの存在が消えたほうが懸念が一つ減る
ということで、「マフィア掃討作戦」が発動し、カキン国対マフィアの戦争が起きるかもしれません。
その伏線は徐々に準備されているようにも感じます。
391話以降でも「一般人が兵士に問いかける(不安の象徴)」シーンが何度かありました。
380話ではミザイストムが「国王軍の再編成、3層以下への兵士増員(800名)」の方向で動いていました。これはつまり、1層にいる兵士やハンターたちが3層に降りてきて、カキン軍側の戦力が増強。マフィア掃討に近づく。
5層の一般人達の貧相な食事、悪い待遇も、マフィア側に加わって暴動になりうる雰囲気を感じさせます。
⑧ボークセン・オトシン・モーモリーたちの考え
ボークセンPART2
3層のツェリードニヒ私設兵の「ギッパーとオトシン&モーモリーたち」のやり取りは非常にわかりにくかったですが、流れとしては
- モレナ捕獲のために3層で活動開始
- モレナが念能力者であり、敵わない可能性を検討
- 3層全体が大混乱になりえる。その時は、捕獲どころか自分たちの身の安全もやばい
という話です。
そこで、伍長のギッパーは、1層から来た王子居住区の警護担当「ボークセン」と交代で上に行き、安全な環境をゲットします(帰ってこなさそう…)。
一方で、3層に残されたボークセンと5人の私設兵(オトシン・モーモリーだけ名前が判明)。
彼らはずば抜けて優秀な人物たちであり、現状を正しく認識していました。
ボークセンは「念」について全く知りませんでしたが、1層でのいくつかの出来事から、その存在を確信します。
①362話でクラピカが緊急放送を行い「念」という単語を発した結果、ツェリードニヒが念の存在に気づきました。そこでツェリードニヒは、護衛を全員集めて「誰か念を使えるか?」と質問。テータが手を上げて、ツェリードニヒに念を教えることとなります。実はこの時、ボークセンは「仲の良いテータの態度がおかしいこと」に気づきました。テータには「ツェリードニヒの守護霊獣」が見えていて、既に術にかかった(嘘をついてはいけない縛り)状態でした。
②エイ組の組長モレナが、ケツモチのツェリードニヒを裏切ったのは、対抗しうる何らかの力(念能力)を持っているから。
この辺りからの推測でしょう。
ボークセンたちは、冷静に状況を見極めていて、「モレナ捕獲」の任務をやったふりをしながら「自分たちの命を守るため、全力でモレナから回避する」ことを選びます。
昨今のなろう系主人公のように「能力はあるけど、やる気ない系のキャラ」でもありますね。
ボークセンは、ツェリードニヒの彫り師が元々エイ一家側にいたことから、「(自分たち)私設兵の情報が、エイ一家に渡っている」を仲間に伝え、エイ一家に顔も名前も知られている状況で以下に逃げるのか?を考えています。
彼らの行動としては、
- 「エイ一家」と抗争状態にある「シュウ=ウ一家とシャ=ア一家」との協力体制を整える
- 念を自ら習う(そんな話も少しあった)
- 事前対応マニュアルを作る
といったところ。
特に注目なのが、黒髪の女性モーモリーはリーダーのボークセンに「私達の誰かが捕まったら、個々に対応する?」と尋ねたところです。
敵に捕まった仲間を助けに行くのはリスクが高いため、「切り捨てるのか?」「脱出する手立てを用意するのか?」という問いですね。
彼らはもともと王立軍学校時代の同級生ですし、絆は強いはずです。
助けに行きたいけどそれは私情になるし、新たな被害の可能性のほうが高い。そんな中でどんな行動を取るのかが気になります。
⑨第4王子ツェリードニヒの同級生
ボークセンPART1
ボークセン、オトシン、モーモリーと「第4王子ツェリードニヒ」は、王立軍学校時代の同級生ということが判明しました!
オトシンを中心に「ツェリ、お前ホントにそれでいいのかよ?」と、ツェリードニヒのことを心の底から心配していました。
彼との距離感を崩したくないから、成績優秀なのに「出世コース」を選ばずに、あえての下層の兵士になることを選択。
これは深い信頼関係がありそうです。
ツェリードニヒに対してどのように見ればいいのか迷います。ツェリードニヒについて復習すると
- 一般人を解体して、王子権限でもみ消す
- 緋の眼を収集(クラピカの敵)
- 彫り師をやとって、人が苦しんでいるのを鑑賞する
- モレナ側の執事を解体する
- テータが恐れる「念を覚えてはいけない人」
- 念の天才
というところ。
今回判明したのは、
- 学校で7年生の時に銃の演習で、最速記録を打ち立てるまで寝食忘れて練習する負けず嫌い
- 口喧嘩した相手を撃つ
- オトシンのタメ語と口答えは許す一面もある
- 少なくとも5人は本気で心配してくれる友だちがいる
ということ。
これでもって「ツェリードニヒは善人だ」とは流石に言えませんが、意外と複雑なキャラクターかもしれません。
生まれついての悪というわけでもなさそう。
ハンター・ハンター 394「想定」感想(ネタバレ)
ハンターハンター394「想定」の雑多な感想(ネタバレあり)です。
左ききに具現化系が多い
「左ききに具現化系が多い」という情報が明らかに。
ヨークシン編で、右手の腕相撲をしてゴンに負けた幻影旅団のシズク。
彼女が「具現化系の左きき」だったのは、この設定があったからだったんですね。
他にも、グリードアイランド編で登場した白いゴリラと黒いゴリラの2体を具現化するゴレイヌも左ききでした。
他にも具現化系キャラは大体左ききなのかも…。
優秀すぎるボークセンと、オトシン
ボークセンは他の5人の同級生と違って、何を考えているのか不明です。
皆が「ツェリ、お前ホントにそれでいいのかよ?」と、ツェリードニヒを本気で心配していた瞬間にいなかったですし、ツェリードニヒへの心象が不明です。
そもそも第1層に1人だけいったのは何故だったんですかね?
単純にキャリア志向で、ツェリードニヒよりも、自分の未来をとったのか?
あるいは身近でツェリードニヒをサポートしたかった?(それなら身の回りを世話するような側近になっているか?)
ツェリ同級生チームの中でリーダー格なのはボークセンですが、実は彼女と同じくらい鋭かったのが「オトシン」です。
口調と態度から、周囲にいまいち認められていない感じがしますが「オトシンこそが一番鋭いキャラクター」なのでしょう(作劇的に)。
ツェリードニヒと会って何を話すのか?はたまた「芸術」にされてしまうのか?
モレナが捕まえて、友人=ツェリードニヒの唯一の弱点になるのか?
HUNTER×HUNTER37巻発売
ついに待ちに待った37巻!!本誌もおっているけどついつい買ってしまいますね!
HUNTERXHUNTER394話まとめ
ハンターハンター394話「想定」についてまとめます。
直近で注目するべきは
- ヒンリギはモレナの本拠地にたどり着けるのか?
- ドッグマン(LV37)は、LV50になる?王子を倒す?
- ボークセンたちはエイ一家に捕まらずに済むか?
- オトシンとツェリードニヒは会う?何を話す?
という点です。
アルパカ
ついにハンターハンター37巻発売です!!!加筆もあるので読むべきですね
解説ありがたい!!
ここにきてまだ風呂敷は広がる…
一切妥協しない冨樫先生の覚悟を見た気がします
ボークセンって準協会員らしいですが、33巻でテータが準協会員試験で5人全員合格しましたって言ってるけど、その5人の中にボークセン居ないんですよね?ミスんなんですかね???
確かに居ないですね。
テータは連絡役をやっていただけで、準協会員ではなく10人の私設兵の枠、とかかな?
33巻の五人のうち、テータは「側近護衛」なので周辺警護の準協会員ではない、つまりボークセンも居たはずだけど写ってないだけで数は合ってる、ってことのようですね。これはボークセンの最初のセリフでわかります。
内容的に先週すごい面白かった分、今週つまらなくて、かなり残念でした。
エイ、イ の雑魚たちは流し読みです。
私設兵の話もいまいちパッとしませんでした。
今週も解説ありがとうございました。
冨樫義博
特質系念能力者
能力 描いた漫画を読んだ者は漫画の虜になって、一生離脱できない。
解説ありがとうございました! 幻影旅団が本格的に潰しに来たらモレナたちが何を画策しようと無駄だよなぁ、と読者に思わせておいてどんでん返しが用意されてる気がします。
「私たちの誰かがモレナに捕まった場合個々に対応するか」と聞かれて、ボークセンが沈黙したコマが気になりました。
もしかして、3層に降りてくる途中でモレナに捕まって、すでに感染させられてたりして……
それは話の展開が早い……
けど、たぶん違うでしょう。安全を考えると、モレナに捕まったヤツは見捨てなければならない、という重い話なので、軽々しく言えなかったということだと思います。
あー、なるほど。
「そこに気づいちゃったか……さすがモーモリーだけど仲間同士○しあうことに繋がる話はしたくなかった」
てな感じですかね。
しっかし、ツェリのクズな性質を知りながら裏から支えたいと思ってる友人がこんなにいたことに驚き。テータちゃんなんか殺す方が世のためと思ってるのに。
何にせよ、皆誠実ぽいから全員生き残ってほしいなぁ。部下の優秀さをきちんと認められるギーパさんも。
「ギッパー」だった(-。-;
つまらないって言ってる人は読む力がないんだろうねー。この程度の文字数も読めないとは…
めちゃくちゃ面白かった。
こんなもん、読む力なんかいらねーだろw。
感じ方は人それぞれ。
上からもの言ってんじゃあねえよ。
シャワールームやリビングはアジトにしている船室だろう
センタクルームはモンブランとシフォンが居たところだろうし、業務用の施設という雰囲気だ。船室とは違う部屋だな
エイ=イの現メンバーはどうやって集めたのかわからないが、襲名披露の席でいきなり殺し合いを命じられて、近くの仲間をぶっ殺した、って奴らだろう。
サイキンオセンの前から人の生き死にをなんとも思わないサイコな奴ってことだと思うんだが。
これ、モレナの能力は、ザ・フライみたいなものですかね?ルイーニーたちが大量に殺害した数百人の死体をモレナの体と結合させ、転生していく能力の可能性もありますね。ハルケンやベンジャミンやツェリードニヒ同様、他の人のオーラを能力者かどうかに関係なく吸収していくのかもしれません。レベル100に加え、殺害した人数分のオーラも掛け算することで、非常に禍々しいオーラに成長している可能性はあります。