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ハンターハンター382話「覚醒」ネタバレ感想考察です。
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前回のH×Hの考察記事はこちら↓
目次
ハンターハンター381話「捕食」の復習
ハンターハンター381話「捕食」の復習です。
- 暗黒大陸に向けた船の中で王位継承戦が実施中
- フウゲツのどこでもドア能力がバレる&部屋に強制送還
- 第1王子のベンジャミンの部下リハンが第8王子サレサレの念獣を食べる
- ベンジャミンの部下のウショウヒ(暗殺のプロ)がサレサレを虫射球(ニードルボール)で攻撃
当然、ゴン、キルア、レオリオは登場しませんし、ジンやパリストンも出ません。
王位継承戦での「王子たちの動き」にフォーカスが当たっています。
ハンターハンター381話「捕食」ネタバレ感想解説考察。リハンとウヒョウヒ【復習あり】
ハンターハンター382話「覚醒」の登場人物
ハンターハンター382話の登場人物を簡単にまとめます。
王位継承戦におけるハンターハンター固有名詞多すぎ問題に対して戦っていくブログでありたいw
フウゲツ | 第11王子 | 黒髪の少女。魔法の抜け道(マジックワーム)という念獣の能力で第1層から第3層に来た |
カチョウ | 第10王子 | 少女。フウゲツと仲良し。悪役を買って出る |
センリツ | 第10王子の護衛 | クラピカの同僚の出っ歯。念能力者。音を奏でることで人の心に影響を与える。他人の心音を聞くことで相手の心理状況がわかるチート能力者。 |
ハルケンブルグ | 第9王子 | 真面目な感じの王子。母はドゥアズル(第2王妃) |
ホイコーロー | カキン王国の王様 | 今回の王位継承戦の黒幕。次の王子を選ぶために、王子たちにバトルロワイヤルさせてる。名字はナスビ。 |
シカク | (ベンジャミン私設兵) | ベンジャミン私設兵の1人。遊戯王(カルドセプト)という能力を持つ。ハルケンブルグの能力で、寝返った |
サレサレ | 第8王子 |
念獣は浮遊する球体にたくさんの口がついた姿。煙上のオーラで周囲の人間の高感度を上げる。操作系の誘導型で拡散式。382話にてウショウヒの念能力にて死亡 |
リハン | 第8王子の護衛 | おさげの男。異邦人(プレデター)を使い、サレサレの念獣を捕獲した。捕食後48時間は念能力を使えない |
ウショウヒ | (ベンジャミンの私設兵) | ベンジャミンの私設兵14人の中で最も暗殺向き。381話で新登場。念能力は虫射球(ニードルボール)と呼ばれる虫を操るもの? |
ハンターハンター382話「覚醒」の内容ネタバレ解説
ハンターハンター382話「覚醒」の内容ネタバレ解説です。
サクッと内容をまとめます。
- 第9王子ハルケンブルグは、ホイコーロー(王)と対話するが説得されて「王を目指す」
- ハルケンブルグの念獣能力で、ベンジャミン私設兵のシカクは寝ていた(?)
- シカクは遊戯王(カルドセプト)でハルケンブルグの攻撃を防ごうとするが失敗し、臣下となる
- クラピカは船内で争いが起きていることは把握している(が念能力トレーニング中で動けない)
- サレサレが暗殺される。381話のウヒョウヒの能力「虫射球(ニードルボール)」によるもの
- 出航8日目PM8:00晩餐会開始。フウゲツとカチョウは抜け出せるのか?
とにかくハルケンブルグ強すぎる…というのが今回の見所でしたね。
サレサレはあっけなく死にましたけど、以前「仕掛けをした」っぽいことを言っていたので、晩餐会で何か起きるかも。
ハンターハンター382話「覚醒」の感想&考察(ネタバレ)
ハンターハンター382話「覚醒」の感想と考察です。
アルパカ
グダグダ語ります。
ハルケンブルグの望みは何だった?
ハルケンブルグは平和主義。
ホイコーロー王との対談での説得は失敗。
うまく丸め込まれて「継承戦を継続し、王様になること」を選びました。
ホイコーロー王の能力は不明ですが、相手を説得する能力(操作系)では無さそうですね。
単にハルケンブルグが心変わりしただけかと。
ハルケンブルグの能力は?何故ホイコーローを何故殺さなかった?
ハルケンブルグの能力は
「一度弓を引けば迎撃防御不可能の矢が標的を貫く。対個人の戦闘において必勝の能力である」
だそうな。
ちなみに彼はアーチェリー世界大会2位なので、狙撃は得意なのか(どうでも良い伏線w)
その念の攻撃で「ホイコーローを臣下にしちゃえばいいのに」と思いましたけど、王位継承戦内では、お互いに攻撃はできない仕組みっぽい。
ホイコーローが守られているのは「儀式の力」と言っていましたね。
ちなみに邪推かもだけど、ホイコーロー自身も王子の再選はあるのか疑問。
何話か忘れたけど、棺桶の数、王子の数と同じだけありましたからね…。
あと、もしもハルケンブルグの攻撃を、シカクのようにヒソカが「バンジーガム」で防ごうとしたら、一発でやられているよなーと思いましたw
シカクって誰だっけ?遊戯王(カルドセプト)とは?
シカクは新キャラです。
第1王子ベンジャミンの私設兵ですねー。
遊戯王(カルドセプト)という能力を使っていました。
王位継承戦になってから、けやき坂や乃木坂の曲名を使ったり、趣味全開の冨樫先生のネーミングセンスですw
今回も、ジャンプの代表漫画「遊戯王」と、超人気カードゲーム「カルドセプト」を能力名にしました。
シカクの能力の詳細は謎ですが、敵の念を奪う系っぽいですね。
カードに当たった年の攻撃を封じ込めて、再度使う…的な感じかと。
遊戯王やカルドセプトみたいに「念能力をモンスター化」するのかも(夢が膨らむ)
ちなみにカルドセプトはデッキ構築とか、ダイスゲームが好きな人がハマったら抜け出せなくなるゲームなので、興味ある人やってみると良いですよー。
サレサレ死亡。「次の晩餐会 世界が変わるぜ?」発言の意図は?
サレサレの能力は、時間をかければ誰でも味方に出来るチート能力でした。
しかしそんな存在を冨樫先生が許すわけもなく、あっけなく退場です。
381話でウヒョウヒが放った虫の能力が殺したのは間違い無さそうです(暗殺)。
それにしても、372話で「次の晩餐会 世界が変わるぜ?」と言っていましたが、発言の意図は何だったのか?
「当日までのお楽しみさ」「ヒントをやろうか」とも言っていたので、もしかしたら会場に仕掛けをしている可能性はありえます。
ただ、ウヒョウヒの念能力の虫を発見できる自分の部下がいなかった(=念能力者いない?)ので、念による仕掛けの可能性は少なそう。
次回に期待ですねー。
哲学問題「トロッコ問題」の富樫解釈
哲学問題「トロッコ問題」が出てきましたね。
簡単に言うと、「5人を助ける為に他の1人を殺してもよいか」という問題。
まず前提として、以下のようなトラブル (a) が発生したものとする。
(a) 線路を走っていたトロッコの制御が不能になった。このままでは前方で作業中だった5人が猛スピードのトロッコに避ける間もなく轢き殺されてしまう。
そしてA氏が以下の状況に置かれているものとする。
(1) この時たまたまA氏は線路の分岐器のすぐ側にいた。A氏がトロッコの進路を切り替えれば5人は確実に助かる。しかしその別路線でもB氏が1人で作業しており、5人の代わりにB氏がトロッコに轢かれて確実に死ぬ。A氏はトロッコを別路線に引き込むべきか?
なお、A氏は上述の手段以外では助けることができないものとする。また法的な責任は問われず、道徳的な見解だけが問題にされている。あなたは道徳的に見て「許される」か、「許されない」かで答えるものとする。
これの「国家」版です。
「国民(数万人?)を助けるために、他の王子たち(12人)を殺してもよいか?」という話。
ただ、ホイコーロー王の解釈としては「国民を救うのは当たり前」でしたね。
「残すべきは国!!国民の命に決まってるホ!!問題は誰がレバーを引くかホイ!」
「業を負わねば王にはなれぬ。王にならなければ国は変えられないホイ・・!王などいらぬと王になってから言えホ・・!」
アルパカ
カチョウ&フウゲツ&センリツは船外脱出できるのか?
王位継承戦から離脱したいカチョウ&フウゲツ姉妹。
それを知り、手助けしたいセンリツ。
「魔法の抜け道」の存在はバレているのが痛いですね。
ベンジャミン私設兵のリハンの異邦人(プレデター)で能力を食べられたらもう終わりっぽいですよね。
追記:もう能力バレてるか…
王子たちの能力強すぎないか問題
それにしてもハルケンブルグの「どんな防御でも貫ける矢」とか強すぎますね。
※七色の矢を使うポックルのことは忘れないぜ・・・
王子たちの能力はとにかく強い。
大国の王を決める「壺中卵の儀」という仕組みだから、それくらい強い念獣が生まれても不思議ではないかもしれません。
死者の念の強さはとにかく強いということが証明されてますし。
※もちろん作品がインフレしている(キメラアント編を挟んでいる)のが根本的な理由でしょうけどね
リハンは魔法の抜け道の詳細を仲間から聞いてしまったので捕食されるリスクは低いと思います!
あ、そう言えば、そうでした!w
ウヒョウヒ仕向ける感じですかね~!
そこまで説明されると俺の能力は無力化される
って呟いてたのはどう言うことだったんだろう
リハンの能力発動の条件は,解析・理解・予想です。
「知る」という結果で発動するのではなくて,「未知の能力を己の力で暴く」ことが重要と考えられます。
なので,最初からハッキリ教えられてしまうと,逆に能力発動条件を満たせず,無力化するのでしょう。
もし仮に,何らかの方法で「偶然知った場合」や「教えてもらった場合」にも無敵のプレデターが発動できしてしまうと,念能力としてはあまりにチート的でしょう。
能力を自分で解明しないと異邦人は発動できないって事だと思う
シカクさんは375話でハルケンブルグと護衛達の念を見てヤベー!ってベンジャミンに報告してましたね!
起き上がったシカクの後ろに倒れた護衛がいるので、操作というより乗り移った感じなのでしょうか?
他の王子たちが自分の念獣の能力を把握できてないのに対して、なぜ念能力者でもないハルケンブルグが能力を使えたのかが気になります!疑問がつきませんね!