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STEINS;GATE0(シュタインズ・ゲートゼロ)アニメ版の第8話「二律背反のデュアル」のネタバレ感想と解説です。
今回はとにかく神回!!!!
目次
シュタゲゼロアニメ第7話までの謎をまとめる(復習)
シュタゲゼロアニメ第7話までの「謎」です。大量にあります。
赤字は前回出た謎です。
- 椎名かがりの「声が聞こえる」は何?何故鈴羽を撃とうとした?はぐれてからどうやって生きてきた?何故記憶喪失になった?
- 第5話で椎名かがりを探していた男、外国人は何者?
- 第5話で真帆を駅から尾行していたのは誰?
- 第4話の中鉢博士の亡命のニュース。第5話の動物実験のニュース。第6話のロシアの地震のニュース
- 桐生萌郁はオカリンの敵なの?味方なの?
- 第6話で、萌郁が椎名かがりが見つかって「そう見つかったの」という意味深なセリフはどういう意味?
- 第4話でオカリンはクリスマスパーティーの時に記憶をなくした?世界線変動は起きた?
- 第4話でオカリンの夢のなかで出た謎の男性(電話していいよの人)は誰?
- 第6話でラボを見張っていたサングラスの男は誰でしょうか?また、Mrブラウンがその男を発見して電話していたのは何故でしょうか?
- 第6話でジュディ・レイエス教授が「綯、由季、かがり」の3人をチラ見していました、何故?
- ラボ襲撃前にアマデウスの通信が途切れたのは何故?
- アマデウスの通信は何故復活しない?レスキネン教授はどこへ行った?
- ラボを襲撃した人々は何者?ヘルメットの女性は誰?
- 阿万音由季の手の怪我(包帯)は何?
- なぜアマデウスは「助けて」といった?そもそもあれはアマデウス?
- なぜ世界線変動は起こった?
ちなみに Amazon Prime会員になれば、シュタゲ無印も、シュタゲゼロも最初から一挙に見られます。
2019年追記:現在はdアニメストアで見たほうがお得ですm(_ _)m
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シュタゲゼロアニメ第8話の解説と感想
シュタゲゼロアニメ第8話の解説と感想です。あらすじはAmazon Primeビデオからコピペ。
アクセス不能の「アマデウス紅莉栖」から届く、助けを求める声。
その直後、岡部は世界線の変動を感知する。
気が付くと、握りしめたスマホからは「アマデウス」のアプリが消えていた。
そして、彼の前に以前と変わらぬ姿の紅莉栖が現れる。そこは、紅莉栖が生存している「α世界線」だった。
まさかのα世界線突入
前回のアマデウスからの「お願い、助けて、岡部」という電話の後、リーディングシュタイナーが発動し、α世界線へ突入しました。
正月のラボ。いるのは牧瀬紅莉栖1人(胸がないから紅莉栖と分かります)。
抱きつく岡部。照れる助手。
ファンサービスありがとうございます。
ちなみに第7話まではβ世界線で、紅莉栖が死んでいて、未来は第三次世界大戦です。
第8話のα世界線は、まゆりが死んでいて、未来はディストピア確定です。
セルンの襲撃がなくてもまゆしぃが死んでいるのは世界線の収束のためです(今回は心臓発作でしたね)。
α世界線ではフブキちゃんがメイド喫茶で働いています
世界線は変動し、シュタゲゼロの新キャラ「ふぶきちゃん」がまゆりの代わりにメイド喫茶で働いています。
ダルの「壁ドン」
ダルが珍しくブチ切れています。壁ドンしています。
ダル「言って良いことと悪いことがあるんじゃないか」
ダル「まゆしぃが生きている世界だなんて。 あの時それを選ばなかったのはオカリンだろ」
ダル「エシュロンのデータをクラッキングするのをやめたのは、オカリンだろ」
この8話のα世界線でのオカリンは、
- まゆりが死ぬのを知っていた
- でもタイムリープして救おうとはしなかった(=クラッキングやめた)
ということですね。
※厳密にはアルファ世界線ではないのかも
紅莉栖「岡部、あなた別の世界線から来たわね」
さすが紅莉栖です。
岡部がβ世界線から来たことを察します。
紅莉栖は「電話レンジ(仮)改」を作りました。天才や。
今回の紅莉栖の最高な行動まとめ
久々の助手、最高でした。
さすがシュタゲの正妻や。
紅莉栖「わかるわよ、どんだけ見てきたと…(口をつむぐ)」
ツンデレや。
紅莉栖「1時間後、秋葉原の駅で集合」(湯上がり)
今回のサービスショット。ごちそうさまです。
紅莉栖「はあ、真帆先輩と!?そっちの世界線ではどんなことになってるんだ。…お、怒ってないし」
β世界線でのことを話して嫉妬する紅莉栖。これはキレイなツンデレ。
紅莉栖「なんて顔しているのよ。私の知っている鳳凰院凶真さんならもっと自信に満ちた顔しなくちゃ…」
紅莉栖良いやつすぎる。。。
紅莉栖「指切りげんまん、嘘ついたら、海馬に電極ぶっ刺す。指切った」
海馬に電極ぶっ刺されるかと思いきや、記憶を定着させるために紅莉栖からキスです。そして流れるエンディング。
紅莉栖「あなたに会えて良かった」
Dメールを送信する紅莉栖。
「サヨナラ」
そして、紅莉栖の涙。
スターダストシェイクハンドきた
お墓に行って紅莉栖とまゆり、どちらを選ぶか考えるオカリン。
そして「スターダストシェイクハンド」ですよ。
オープニングでもやっている「光(天)に向かって手を伸ばす」アレです。
紅莉栖「戻りなさい、岡部倫太郎。現実に帰るの」
岡部「夢…」
荘厳なBGMと共に光が差し込み、スターダストシェイクハンドでした。
いやー鳥肌立った…!良いシーン。
最後の「ハイルナ」メールはどういう意味?
最後の方の演出がスゴい凝っていたので解説しますね。
シュタゲ無印本編の第22話「存在了解のメルト」おさらい
まず、シュタゲ無印本編の第22話「存在了解のメルト」をおさらいしましょう。
以下のような流れです。
- α世界線でまゆしぃを犠牲にするか、β世界線で紅莉栖を犠牲にするか悩む岡部
- 突然の雨で2人きりになる岡部と紅莉栖
- 紅莉栖は壊れかけの岡部を救うため、自分を犠牲にしろと言う
- 岡部は紅莉栖に告白し、キスしまくる
- 駅で岡部と紅莉栖は別れます
- 岡部はラボに戻り、勝利宣言をして、Enterキーを押します ※この時、紅莉栖は駅から走ってラボに向かっています。
- Enterキーを押した直後、紅莉栖がラボに現れます。そして最後に「岡部、あたしも、岡部のことが…」と言いかけたところで世界線が変動し、β世界線に突入します
ちなみに勝利宣言はこんなやつ、思い出しました?(第8話のEDでは、オカリンの発言は無音でした)
「勝利のときは来た」
「あらゆる陰謀に屈せず、己の、己の信念を貫き、我々はついに最終聖戦(ラグナロック)を戦い抜いたのだ」
「この勝利のために、我が手足となって戦ってくれた仲間たちに感謝を」
「犠牲となったすべての思いに感謝を」
「訪れるのは、俺が望んだ世界であり、すべては運命石の扉(シュタインズゲート)の選択である」
「世界は、再構築される!」
ポイントとなるのは岡部がEnterキーを押した後、紅莉栖が現れて「あたしも岡部のことが好き」と言いかけて言い切れなかったところです。
シュタゲゼロ8話の紅莉栖の「ハイルナ」メールの意味
結論から言うと、シュタゲゼロ8話は、岡部がEnterキーを押す直前に紅莉栖が現れて「あたしも岡部のことが好き」と言った結果、岡部の気持ちが揺らいでEnterキーを押せなかった、という世界線です。
この世界線で紅莉栖は「心が壊れてしまった岡部の姿」を見て悔いています。
そして、β世界線から現れたオカリンとの会話の末、Enterキーを押す直前の昔のクリスに対してdメールを送りますことに決めます。
この内容が「ハイルナ」(=ラボに入るな)でした。
つまり、Enterキーを押す直前で紅莉栖が現れて告白をしてしまったので、β世界線に入れなかった(=オカリンがマユリの死をくやみ続けるα世界線)。
そんな自分の「告白」を防ぐためにdメールを送ったんですね。
そして、無事告白するのが遅れEnterキーを押したオカリン。
紅莉栖のいないβ世界線(シュタゲ無印22話の最後)へと続くのでした。
紅莉栖の気持ちを考えると泣ける
今回詳しくはわかりませんでしたが、岡部はGPSをつけていました。
そしてそれを紅莉栖(と、β世界線から来る前の岡部)は知っていました。
紅莉栖が告白したことを踏まえると、2人は付き合っていたと考えられるでしょう。
ただ、お墓の回想シーンなどから考えるに、オカリンの精神状況は普通じゃなかった、と。
なので、紅莉栖はGPSで監視をしていた(オカリン公認のもと)と考えるのが妥当ではないでしょうか。
今回の話を見てわかったのは「紅莉栖は自分の死すら恐れず、オカリンの後押しをした勇敢な女性」ではなかった、ということです。
死ぬのは当然怖いし、オカリンとの思い出が消えるのも嫌だし、という通常の人間の弱さをしっかりと持っていたヒロインだったということですね。
泣ける。
オススメのスピンオフ作品「哀心迷図のバベル」
実はこの時の紅莉栖の心情を描いたスピンオフ作品があります(紅莉栖視点)。
「哀心迷図のバベル」です。
紅莉栖が「秋葉原駅で岡部と別れて、ラボに向かう」までに何があったか分かります。
今回の8話で感動した人はとりあえず必読。
※ドラマCDだけでなく漫画もあります。
シュタゲゼロアニメ第8話のまとめ
今回のアニメ第8話はアニオリだったっぽいですね。
そのため、シュタゲゼロ本編に関わる謎は特にありませんでした。
とにかく今回は、シュタゲアニメ無印版の22話を見返すのがおすすめです。
改めて見ると号泣するかも。
ドコモの動画配信サービス「dアニメストア」に登録すればシュタゲゼロが全話見られます。
初月は無料なので是非どうぞ!
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以上、『シュタインズ・ゲート ゼロ 8話 感想考察解説 紅莉栖と神回』というお話でした。
追記:シュタゲゼロ第9話の感想も書きました!
シュタインズ・ゲート ゼロ 9話 感想考察解説 新型脳炎とか赤いPCとか
気になったことが1つ メイクインでふぶきにあったとき「初めまして」っていいましたよね でもラボの集合写真には3人娘も一緒に写ってる・・この脚本書いた人がそんなミスするでしょうか? で 思ったんですが フブキちゃんってあの能力が人よりつよいですよね その辺が今後の伏線になるのではと予想したんですがw
たしかに!怪しいw
見返してみると、フブキちゃん登場シーンで意味深なBGMも流れていますね。
今回はアニオリで本編とは無関係と勝手に思い込んでましたが、伏線の可能性ありえますね!
これまでの伏線といえば、レスキネン教授が電機大の廊下を歩いていて突然消えた、という件も加えて頂きたい。
二人の初対面の話題中の「待てよ…?」の場面でβ世界線では自分と紅莉栖の初対面の記憶が違っていることに気づいたんじゃないでしょうか?
突然すみません。
8話みてて気になったところがあるんですけど、今回のα世界線のまゆしぃは心臓発作で亡くなってて、セルンの攻撃は回避できたみたいな描写があったと思います。
どうやって回避したのかって思いまして。
最初のDメールを送った時点で、オカリンはセルンに狙われいて、でもそれを消したらβ世界線に戻ることになる。
つまり、オカリンは最初のDメールを消さないでまゆりを諦め、α世界線でセルンに狙われつつ、クリスと過ごしていたってことですかね?
>うっちんさん
まゆりが心臓発作によって亡くなった段階ではセルンに追われていない可能性が高いです。というのも、最初のDメールがエシュロンに探知されても、直ちにラボが特定されるわけではなく、タイムマシン開発のことにFBが気づいた段階で居場所が特定されてセルンが動き出すためです。
ただ、α世界線にいる限り、セルンによる管理社会実現に収束するため、どこかの時点でオカリンたちはワルキューレを結成して戦うことになります。つかの間の平穏といったところでしょう。