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STEINS;GATE0(シュタインズ・ゲートゼロ)アニメ版の第14話「弾性限界のリコグナイズ」のネタバレ感想と解説です。
目次
シュタゲゼロアニメ第13話までの伏線や謎のまとめ(復習)
シュタゲゼロアニメ第13話までの伏線や謎です。考察に役立ててください。
赤字は第13話の追記分。
- 椎名かがりの謎:「声が聞こえる」とは? はぐれてから、どう生きてきた? 記憶喪失の理由は? なぜ「キーロ6205」と呼ばれて追われている? 椎名かがりと鈴羽の記憶が食い違うのは何故か? 誰がなんのために、椎名かがりが閉じ込めていた?
- DURPAかも?:第5話で椎名かがりを探していた外国人は誰?真帆を駅から尾行していたのは誰?第6話でラボを見張っていた男は誰?ラボを襲撃した人々は誰?ヘルメットの女性は誰?
- 第4話の中鉢博士の亡命のニュース。第5話の動物実験のニュース。第6話のロシアの地震のニュース → ロシアのタイムマシン実験によるものだったようです。中鉢博士はロシアに亡命しましたが、その際に持っていった論文を使っているようですね
- 桐生萌郁の謎:敵?味方?謎です。萌郁が椎名かがりが見つかった時の「そう見つかったの」はどういう意味?
- 第4話の謎:オカリンはクリスマスパーティーの時に記憶をなくした?世界線変動は起きた?オカリンの夢のなかで出た謎の男性(電話していいよの人)は誰?
- ジュディ・レイエス教授の謎:第6話でレイエス教授が「綯、由季、かがり」の3人をチラ見していました。紅莉栖PC強奪事件後、飛行機で右手を隠していたのは何故?
- ラボ襲撃前後にアマデウスの通信が途切れたのは何故?アマデウスの通信は何故復活しない?レスキネン教授はどこへ行った?なぜアマデウスは「助けて」といった?(そもそもあれはアマデウス?)
- ラボ襲撃後の阿万音由季の手の怪我(包帯)は何?紅莉栖PC強奪事件後にもケガをしていたのは何故?
- 和光のオフィスでガス爆発が起きたのは何故?
- 新型脳炎とは何?リーディングシュタイナーと関係ある?
- 牧瀬紅莉栖の遺産PCの不明なパスワードは何?
- 牧瀬紅莉栖の遺産PCを奪おうとしたのはDURPA?トラストフォー? 遺産PCを壊したのはロシア?
- 2036年(未来)の「先生」は何者?「AMADEUS SYSTEM SAMPLE K6205」とは一体何?
- 椎名かがりはモーツァルトの音楽を聞いて洗脳モードに入った?どこへ行った?(誰の元へ行った?)
ちなみに Amazon Prime会員になれば、シュタゲ無印も、シュタゲゼロも最初から一挙に見られます。
2019年追記:現在はdアニメストアで見られます(初月無料)。
シュタゲは伏線を理解して見返すと、より楽しいのでおすすめです。
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シュタゲゼロアニメ第14話の解説と感想
シュタゲゼロアニメ第14話の解説と感想書きます。まずは公式HPからあらすじ
かがりが突然失踪してから数ヶ月。
岡部たちはあらゆる手を使って行方を捜したが、何の手掛かりも得られていない。
そんな中、ダルと鈴羽はかつて岡部の手で破棄されたタイムリープマシンをもう一度作るため、 真帆の協力を得ようとしていた。
2クール目が始まった!オープニングが2番になりました
1週間置いて、2クール目が始まりました。
シュタゲゼロオープニング曲「ファティマ」は2番になりましたね。
ファティマに関しては、以前記事で少し触れました↓
シュタゲオリジナルアニメに引き続き、いとうかなこさんがOPテーマを歌っています。曲名は「ファティマ」です。
奇跡を起こす聖母が現れた町がファティマらしいですよー。
現実世界では、第13話から1週間空いてしまいましたね。
そして作品中では「かがりが消えて数ヶ月、俺達はあらゆる手を使ってその行き先を探したが…結局見つからなかった」だそうです。
また、桐生萌郁と行ったあの怖い施設(ママとか書かれていた監禁部屋)も取り壊されていたのだとか。
これは、岡部達が訪れたから壊されたのでしょうか?気になりますね。
タイムマシンを再度作る予定のダル親子
鈴羽はタイムマシンを再度作るつもりのようです。
以下、会話。
鈴羽「この前話した通りタイムマシンが使えなくなるかもしれない今タイムリープマシンは絶対必要なんだ」
ダル「オカリンが分解して破棄する前の段階までには組み直したんだけど…安定しないんだよね」
真帆「そりゃそうよ。記憶データなんて膨大なものをどうやって圧縮して過去に送ったのか。そこが分からない限りはどうしようも…」
比屋定真帆の牧瀬紅莉栖へのコンプレックスと乗り越える
ダルと鈴羽にタイムマシン作ってと頼まれて苦悩する真帆の嘆きがありました。
真帆「科学者だからって何でもできると思わないで」
真帆「それは牧瀬紅莉栖だから…あの天才の頭脳があったから…」
真帆「サリエリにモーツァルトの曲は書けない…」
前回までの話であったように、真帆は紅莉栖に対して大きなコンプレックスを抱いています。
真帆「アマデウスとサリエリ、私にとって特別な意味を持つ2人」
真帆「私はクリスが大好きだった。クリスを尊敬していた。クリスに憧れていた。私は…(ラジ館を見つめる)」
簡単に整理しますね。
- アマデウス・モーツァルト=牧瀬紅莉栖=超天才
- アントニオ・サリエリ=比屋定真帆=天才
という対比です。
詳しくはシュタゲゼロの第10話辺りを見返すと、真帆たんがコンプレックスを抱いていたシーンを思い出せるはず。
今回の話でもレスキネン含む研究室のメンバーが紅莉栖の論文掲載の成功を祝うシーンがありました。
真帆は一人蚊帳の外。
真帆も日本からわざわざ渡米した超優秀な天才でしょう。
しかし、自分以上の天才と会ったのは初めてだったのかもしれませんね。
素直に祝福できない。
しかし14話の後半で、真帆は「牧瀬紅莉栖の後を追う」ことを決意します。
真帆「自分の力でたどり着けばいいのよね、あなたのものから答えを探し回るのではなく」
真帆「あなたの道筋をたどって、そこにたどり着ければ」
真帆「こうして私は再び向かう」
真帆「牧瀬紅莉栖が生涯を終えたあの街へ、理由は少し言葉にはしにくいけど、ただ、一つだけ言えるとしたら」
真帆「モーツァルトの才能を誰よりも認めていたのはサリエリなのだ」
良いシーンだなあ!!!
※それにしても、制作陣は「視聴者がアマデウスの映画を見ている前提」でシュタゲゼロを作っている気がしてなりません。
モーツァルトとサリエリの絶妙な関係を知っているとより楽しめますね。
比屋定真帆による新ジャンル「低血圧萌え」
「真帆(サリエリ)が紅莉栖(モーツァルト)にコンプレックスを抱いていて、それを乗り越える決意した」のが今回の話の見どころと言いましたが、違いました
今回の見所は、比屋定真帆の低血圧状態からの「この顔で喋っていたの(赤面)」という照れるシーンです。
真帆「私この顔で喋ってたのーー」
低血圧萌えという新たなジャンルを確立した瞬間でした。
今年の冬コミでは、目の下にクマのコスプレが流行る!(流行らない)
まゆしぃのセーラー服姿
まゆしぃは高校生です。JKです。合法です。
セーラー服姿がありました、コスプレではない。
ダルの揺るがぬ友情と信頼
鈴羽が「オカリンおじさんはもう駄目だ。あたし達で何とかするしかない」とエヴァンゲリオンのゲンドウっぽいポーズをしながら言っていました。
※完全にオマージュなポーズでしたw
鈴羽は悲惨な第3次世界大戦の光景を見ているために、岡部の体たらくを許せません。
鈴羽「確かに…オカリンおじさんの気持ちはわかるよ。でも第3次世界大戦が起きるこの世界線が正しいなんて、あたしには思えない…」
鈴羽「シュタインズ・ゲートを目指すタイムマシンがあって、他の世界線の記憶を保持できるリーディングシュタイナーの能力があって、それでなんで諦めるの?行動しようとしてくれないの?」
それに対して、ダルはオカリンへの揺るがぬ信頼を持ってこう言います。
ダル「諦めてるわけじゃないと思うお。僕はいつかオカリンが復活してまたフゥーハハハハ!ってなって…」
良い友情だなあ。。。
ちなみに、かがりに襲撃されたことをダルがオカリンに伝えなかったのは「オカリンが留学のために勉強したい大切な時期」だからですね。優しさ。
黒服ライダーはかがりだった?
ラボにまた黒服ライダーが現れました。鈴羽のバスシーンを襲っています。
しかし鈴羽は機転を利かせて、黒服ライダーを取り押さえます。
そして、黒服ライダーの正体は「かがり」だったと判明しました。
…と思いましたが、鈴羽が後に言っているように「オカリン襲撃時にかがりは神社にいた」ので、以前の黒服ライダーはかがりではないです。
かがりは現れてすぐに攻撃を仕掛けてきます。
かがり「神様の声が聞こえる。どこにあるの?ママから貰った大事な物」
かがり「もってるんでしょ、出して!!」
完全な洗脳モードです。
紅莉栖の関連品を狙いに来たのかと思いましたが、「ママから貰った大事な物」=まゆりの緑うーぱ?を取りに来たのでしょうか。
それにしても、かがりを洗脳した人が「かがりの単独行動を許すのか」という疑問がありますね。
最後に泣いて出ていったようですし、完全に制御しきれていない可能性もあります。
それにしても見事なアクションシーンというかキャットファイトでした、はい。
カオスチャイルドのAH東京総合病院に通院する
カオスヘッド、カオスチャイルドをプレイした人にはおなじみの「AH東京総合病院」がシュタゲにも出ましたね。
※シュタゲ好きは、シュタゲと同系列の空想科学シリーズ「カオスヘッド」も楽しめるかも。
裏で地味に世界がつながっていて、シュタゲとカオスヘッドの裏に潜む巨悪とか色々と考えると捗ります。
ちなみに今回もフブキちゃんが入院しましたね。
※第3話あたりでオカリンと一緒に入院していた子
明らかに入院頻度高すぎます。
レスキネンは、かがりが恨む教授?ワルキューレ
レスキネン教授「リンターロ!!!」
レスキネン、再登場しました。
前回の13話と今回の14話と回想の中で「教授の姿」がまた出てきました。
鈴羽は教授を恨んでいるようです。
鈴羽「(馬鹿かあたしは!今頃になって思い出すなんて!ワルキューレの仲間たちを次々と毒牙にかけた…教授!!!)」
※ワルキューレは2036年のレジスタンスの団体ですね
さて、教授とやらがラスボス感出てきましたね。
かがりの思う回想の中の教授と、レスキネン教授は同一人物なのでしょうか?
他にも教授といえば、ジュディ・レイエス教授もいますが、女性ですので回想の人物とは違いそうですね。
シュタゲゼロアニメ第14話のまとめ
シュタゲゼロアニメ第14話で新たに追加された謎は
- 謎の施設はなぜ壊された?(証拠隠滅?)
- 黒服ライダーを派遣している組織は何者?かがりの洗脳者とのつながりは?
- フブキちゃんは何故また入院した?
- 教授は何者?(ワルキューレの仲間を毒牙にかけた)
ちなみに明示はされていませんが、以前ラボを襲撃した黒服ライダーと、今回の襲撃主のかがりが同じ服装をしていることから、かがりを洗脳・監禁しているのは同じ組織だと思われます。
シュタゲゼロは群像劇的で面白い
普通物語って主人公を軸にして、そのサポートで他のキャラが頑張ることが多いです。
でもシュタゲゼロの場合は、主人公側のメンバーそれぞれが意思を持って行動しています。
こういう群像劇的な作り方が魅力の一つですね。
そしてそれぞれ乗り越えるべき壁がある。
整理します。
- オカリン→紅莉栖の死という現実
- ダル→子供(鈴羽)が誕生する現実のための不慣れな恋愛
- 鈴羽→未来を変えるためにタイムマシンを作る
- 真帆→紅莉栖というコンプレックス
- まゆしぃ→もう存在しない恋敵の紅莉栖??
今回、主人公のオカリンは活躍しませんでした。
しかし、鈴羽はタイムマシンを作るために行動を続けていますし、真帆も紅莉栖を超えられないというコンプレックスを乗り越えていこうとしています。
こういうそれぞれのキャラに主眼が置かれた物語だからこそ、見ていて楽しいんですね。
時間経過の扱い方は、君が望む永遠に学んだ
ちなみに13話と14話の間に、(現実の放送時間が)中一週間空いたことで、シュタゲゼロ内での「かがりが消えて数ヶ月」という時間経過を見事に表現していました。
この表現を最初にやったのは「君が望む永遠」という成人ゲームです(多分)
ただの恋愛ゲームと思いきや、人生って辛い×100と思わせるノベルゲームでした。
ネタバレなので詳しくは言えませんが、作品内ではある出来事をキッカケにすごい長い年月が経過します。
この長い期間というのを当時、「体験版を出した後の製品版発売までの期間」を使って表現していました。
名作な物語が好きな方はPC版かPS2版のゲームをやるのがおすすめ(多分中古でしかない)。
一応Blu-rayボックスもありますね。ただ、高いので興味がある人はTSUTAYAとかで借りてみたらいいかもですねー。
以上、「シュタインズ・ゲート ゼロ 14話 感想考察解説 教授とワルキューレ」でした。
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初月は無料なので是非どうぞ!
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追記:シュタゲゼロ第15話の感想も書きました!
シュタインズ・ゲート ゼロ 15話 感想考察解説 良い親子愛だなー