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「Chikirinの日記」をご存知ですか?
おちゃらけ社会派を自称する「ちきりん」さんが運営しているブログです。
「個人名」+「日記」という、よくあるブログタイトルからは想像できない濃い内容が描かれています。
普通の日常を送るだけで、こんなに面白い観点で考え、それを表現できるのか。
アルパカ
目次
「ちきりん」さんについて
「ちきりん」さんの説明ついては「文は人なり」ってことで、記事を見てもらうのが良いですね。
ちきりんさんの「自分」の語り方
自身の語り方で参考になるのはこちらの記事
>参考:報われた決断と投資@人生 – Chikirinの日記
ちきりんさんの人生の断片が見える話。
人生でやってよかった決断と投資をベスト10形式で発表しています。
何気なく「へーそうなんだー」と読めますけど、「決断と投資」と言う切り口で人生を語るという着眼が実はすごい。
普通は「過去の話、現在の話、未来の話」という時系列に沿って語られることが多いです。
しかし、それって結局「ファン」向けの「娯楽」なんですよね。
このエントリは「初見読者」も含めた全ての読者に「有益さ」を意識して書かれています。
また、順位のつけ方も特徴的。
「自身の変化量」の面積になっていると思います。
- 現在の自分の仕事・考え方・出会える情報が「広がったか」という横方向
- リソースを注ぐ方向を狭めて「深まったか」という縦方向
その横と縦の積になっているように思えます。
想像してみてほしいのですが、何も考えずに順位をつけるとどうなるでしょうか?
「定性的な感情の大きさ順」になってしまいませんか?
アルパカ
当たり前の崩壊。視座の獲得。
自分の考えている「当たり前」が崩壊し、新たな視座を獲得できる記事はこちら。
>参考:将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ – Chikirinの日記
「大企業偏重」な現在だけど、その選択って本当に自分の頭で考えた?と思わせる記事です。
自身の周囲の情報を全てと思い込んで、その結果出される「大企業、福利厚生よし」という価値観を疑いもしない、それが普通です。
- その情報源って正しいの?
- 偏ってないの?
- 大事にするべき観点自体刷り込まれていない?
と考える。
それが、この記事から学べる大きな「視座」です。
とはいえ、生き物というのは、現状をよしとして変化を嫌うプログラムが組み込まれています。
火事場にならないとなかなか変わらない。
それを感情的に崩すための、強い言動、煽りがよく使われます。
一方で、ちきりんさんは、穏やかに、ストレートに語っています。
アルパカ
優しさと合理性
記事の中には、一見冷徹な合理性と、その結果もたらされる温かい優しさが混在しています。
この記事は「人生は多かれ少なかれ諦めなければいけない、しかし日本人は諦めるのが遅い人が多いよね」という話です。
- 夢を諦めるな
- ネバーギブアップ
- 努力は必ず報われる
という言説は多くあります。
そんな甘い気持ちを一刀両断です。
記事の最初で「人はいつか必ず死ぬ。死ぬなら全て諦める必要がある。故に人はいつか諦めなければいけない」という論理を展開しています。
これが、地味にすごい。
否定できない当たり前の事実を語ります。
それにより「イチゼロの議論はこれ以上しません、よりファジーな話をしましょうよ」と設定しているんですねー。
海外はこうで、ダメだった場合の未来はこうなって…という展開の文章が続きます。
「確かに早めに諦めるのも、悪いことではないよな」と読者の心を揺さぶります。
面白いのは、以下の2つが共存していること
- 「諦めろ」という合理性には冷たさ
- 「早めに諦めることで得することもあるよ」という優しさ
言うなれば、医者と一緒ですね。
- 医者:「慢性的な害を取り除くため、今痛い思いをさせる」
- ちきりん:「将来の損失を取り除くため、今直視したくない現実を見て痛い思いをさせる」
アルパカ
ちきりん本も面白い
一時期「このブログ面白すぎる!」とハマって、ブログエントリはほぼ読破しました。
その延長線上で、著作もほぼ全て購入させていただいています。
一番役に立ったのは「自分のアタマで考えよう」ですね。
この「自分の頭で考える」ということが全てのベースにあります。
知識が手に入るというよりも、知恵が手に入る、希少な本ですので、是非読んでみてください。
って感じで、「最強の個人ブログ「Chikirinの日記」のオススメ3記事」というお話でした。
アルパカ